News Feed 9 - 7 - 2010

Image via Wikipedia

(この記事は英語のみです。)

By BOYD HARNELL
Special to The Japan Times
On May 10, in a front-page lead story headlined “Taiji locals test high for mercury,” The Japan Times reported the results of tests by the National Institute of Minamata Disease (NIMD) that found “extremely high methyl-mercury (MeHg) concentrations in the hair of some [...]

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Mercury toxicity gets short shrift
(ジャパンタイムズ5月23日)
5月10日に掲載された記事で”大半の太地町住民は安堵し、日頃の食生活を改める事を拒んだ”とあった。和歌山県の太地町住民から確認された水銀値に関する国内メディアの報道は、水銀検査に関する重要ポイントや、特に女性や子ども達への水銀がもたらす影響について触れられていない事に愕然とした。

最初に水銀被害は神経系器官が発達段階にある出産前・周産期が最も圧倒的な影響を及ぼす。勿論これは、1950年代に起きた水俣病のケースだが、2007年ニュージーランドとデンマークのフェロー島で実施された、妊婦の毛髪から検出された水銀値と新生児のIQ数値を比較した調査では、毎 ppm(part per million)ごとに0.18IQポイント減少するという相互関係があることを明らかにした。太地町の女性のから確認された水銀値は、全国平均の4倍である。
子どもは組織的に検査をするべきである。より重要なのは、妊娠している若しくは妊娠の予定がある女性に対しては徹底した注意を促し、既に水銀暴露がどれだけあるのかを検査するべきである。母乳に含まれる水銀量は血液の半分の量で存在することから、母乳育児をしている母親は血液検査をすることが賢明である。
言及されるべきもう一点は、毛髪内の水銀レベルは、人口に対しての疾病負担を計測するのに用いられるのであって、個人ではない。世界保健機構(WHO)では女性にのみ毛髪検査をすることを推奨しています。:ともすると、水銀値は幼児のIQ以外、適した判断方法ではないということだ。もし自分自身の正確なリスクや暴露数値を計測したいのであれば、血液中の水銀値を観る検査を行うべきである。
成人に対する水銀被害はわずかで、しばらくは深刻な状態にはならないこともある。それは暴露状況が緩やかでる場合のみである。一方では、出産前の成人の暴露は破壊的な影響を及ぼし普通成人が問題を起こし得る数値よりもはるかに低いレベルで発症してしまうことがある。この件に関して報道をしている新聞等のメディアは、これから妊娠の可能性のある太地町の女性に対して、今回の検査結果が極めて深刻であることを警告するべきである。
original

アカデミー賞映画「ザ・コーヴ」上映とシンポジウム
創出版
この春アカデミー賞長編ドキュメント賞を受賞した映画「ザ・コーヴ」は、世界的に話題になりましたが、残念ながら日本でのみ上映できていません。
それはテーマが日本のイルカ漁ないし捕鯨を激しく告発したものだからです。ようやく6月下旬に公開予定にこぎつけたものの、映画の舞台となった和歌山県太地町の漁業関係者の反対のみならず、一部団体の激しい抗議行動により、果たして無事に上映できるのかどうか危ぶまれているのが実情です。今回のこの上映会とシンポジウムを開催するのは、そうした事態の意味をも含め、この映画の提起した問題について考え、議論してみようと思ったからです。既に映画を見た表現者や映画関係者の間では、作品の評価が賛否まっぷたつに分かれているのが現状です。
映画を作品としてどう捉えるかも含め、議論を起こすことが大切だと考えました。ぜひ多く人に一緒に考え議論に参加してほしいと思います。
出演者:
森達也(作家、監督。オウムを撮った映画「A」で知られる)
綿井健陽(イラク戦争報道で知られる映像ジャーナリスト)
坂野正人(カメラマン・ディレクター。イルカの問題に詳しい)
鈴木邦男(一水会顧問。新右翼の論客)
司会:篠田博之(『創』編集長)
日時:6月9日(水) 18時20分開場 18時40分開演 21時半終了
映画「ザ・コーヴ」全編上映(90分)の後、シンポジウム(約80分)。
会場: なかのゼロ・小ホール(定員550名)
参加費:1000円

これまでに世界中で調査されたメチル水銀と鯨類及び海産物の関係を示すデータが豊富に揃っています。
プレスキット1
プレスキット2

[シネマトゥデイ映画ニュース] イルカ漁に問題提起した映画『ザ・コーヴ』が、第82回アカデミー賞ドキュメンタリー長編賞を受賞し、日本人からの集 中バッシングを浴びる中、国立水俣病総合研究センターが映画の舞台となった和歌山県太地町を対象に行っていた毛髪水銀濃度測定によるメチル水銀摂取状況お よび健康影響の調査結果を発表した。その結果、太地町市民の毛髪から、平均の4倍の水銀が検出され、欧米メディアが「ほら見たことか」と言わんばかりに大 々的に報じている。<続きを読む>

【結果】
太地町における水銀と住民の健康影響に関する調査結果について
国立水俣病総合研究センター
(平成22年5月9日)
1. メチル水銀摂取状況調査
1) 夏季調査の結果、対象者の毛髪水銀濃度の幾何平均値(最小−最大)は、男11.0 ppm(0.74 ppm−139 ppm)、女6.63 ppm(0.61 ppm−79.9 ppm)であった(国内14地域の幾何平均値(最小−最大)は、男2.47 ppm (0.10 ppm−40.6 ppm)、女1.64 ppm (0.01 ppm−25.8 ppm))。

ああrあらあら

ジャパンタイムズ、ボイド・ハーネル氏の記事は英語のみです。
<英語ページへ>

イルカ肉に含まれる有害科学物質の高濃度が消費者の健康に影響を及ぼします。
DolphinsAreNotFood_Jp
(この記事を読むにはPDFリーダーが必要です。)

<記事提供:ブルーボイス> http://bluevoice.org/index.php
パーキンソン病1と心臓疾患2のリスクが、ゴンドウクジラの肉を摂食することによって高くなることが、デンマークの研究で明らかになりました。
フェロー諸島、チーフ・メディカル・オフィサー: 「ゴンドウクジラを、もはや食用にしないことを勧めます。」4
フェロー諸島の人々がデンマーク国民よりもパーキンソン病を患うリスクが2倍であるのは、ゴンドウクジラの肉の摂食が最大の原因であると考えられています。
デンマークの南デンマーク大学環境医学部によって実施された新しい研究では、メチル水銀やPCBなどの環境有害物質が、ゴンドウクジラの肉の摂取を 有害にしていることが明らかになりました。
フェロー諸島政府は、住民の健康を懸念して、フェロー諸島の住民にゴンドウクジラの肉を摂食しないように忠告しました。

フェロー諸島病院の職業保健・公衆衛生部長のPal Weiheは、成人によるクジラの肉と脂肪の摂取の増加は、パーキンソン病と 神経系疾患の発生の増加と明らかに結びついていると述べました。
この研究によって、PCB等すでに検出された残留性有機汚染物質 (POP) に加えて、 DDEと有機フッ素化合物などの新しく検出された化学物質がゴンドウクジラを摂食する子供達の血液に濃度上昇していることが発見されました。また、ゴンドウクジラの摂取を減らした妊婦の水銀レベルは減少を示しましたが、PCBレベルに変化がなかったことが明らかになりました。
ゴンドウクジラの肉に含有される擬似エストロゲン汚染物質によって、生殖機能が低下する可能性があるため、全住民の生殖能力を検証するための研究が現在実施されています。
日本で消費されたゴンドウクジラの肉の研究では、内分泌かく乱物質および擬似エストロゲン物質として作用する水銀とPOPのレベルが、デンマークの研究で検出されたレベルと同等またはそれ以上であることが発見されました。

水銀で汚染された海産物の摂食は、心臓疾患のリスクを増大させます。

フェロー諸島住民に検出されたゴンドウクジラに含有される水銀濃度は、米国環境保護庁が設定した制限を20倍超えていました。フェロー諸島の捕鯨者を検査したデンマークの研究では、その内63%が一ヶ月に3回以上クジラの肉を摂食しており、水銀に汚染された海産物を摂食することにより、心臓疾患のリスクが増大することが発見されました。研究者達は、捕鯨者の体内から検出された高次の水銀レベルと血圧上昇および動脈壁の厚さに、明らかに顕著な関連性があることを発見しました。
この結果は、メチル水銀の高次曝露は心臓疾患を促進する可能性があるという、他の住民を対象に行われた以前の研究結果を裏付けます。
フェロー諸島住民を対象にした以前の研究では、水銀の毒性が子供達の脳幹損傷、知能発育不全、神経異常および心臓異常と関連付けられました。3

1Neurotoxicology. 2008 Mar 14 : 18455239 (P,S,E,B,D)
Impact of dietary exposure to food contaminants on the risk of Parkinson’s disease.
Maria Skaalum Petersen, Jónrit Halling, Sára Bech, Lene Wermuth, Pál Weihe, Flemming Nielsen, Poul J Jørgensen, Esben Budtz-Jørgensen, Philippe Grandjean
Institute of Public [...]